MIKAN

気まぐれに書く日記のようなもの

自分を縛るもの

時々、死にたくてたまらなくなるときがある。

常に死にたいって思ってるわけではないし、むしろ普段は『今を目一杯楽しもう!』ってポジティブに思ってるくらい。

主に友人に対して自分の言動によって怒らせてしまったときとか、たとえ怒っていなかったとしても、がっかりさせてしまったと私が思ってしまったとき死にたくなってしまう。

死にたくなったとして、その状況は何にも変えることはできないし、むしろ人によっては更にイライラさせてしまうときだってある。『しつこい』って。

でもそういう状況に陥ってしまった時の自分の頭の中はまともじゃなくて、身体を動かすのも不安定になるし、声も全然でなくなってしまう。

 

今日やらかしてしまった。

細かい事は省くが、私が言ったことに対して私が想定していたこととは異なる受け方を相手(友人)がしてしまったことから怒られてしまった。

学校に向かう電車の中で違う友人からLINEで『きょう身構えて来な』と連絡があった。

その時点で嫌な予感しかせず、時が止まったように感じた。

私がなにをやらかしたと考えて浮かんだきたのは今回の件だった。

相手にあることを頼んだのだが、迷惑をかけてしまうのは嫌だったので『もし◯◯だったらお願いしてもいい?』と一応大丈夫だったらということを言っておいた。(相手は駄目なときには駄目といえる相手だったこともあり)

もしかして駄目だったのに無理してやってもらったのかと思ったのだが、怒っているということはそれ以上のことをやらかしてしまったに決まっていると思ってしまい学校に着くまでの間ずっと考えていた。

LINEがきてから私のなかの死にたいボタンがONになってしまい、思いつくことは『今までの私が迷惑をかけてしまったからついにみんなに嫌われたんだ』とか『愛想をつかれたよな』とか自分は嫌われた系ばかりで考えながら消えてしまいたかった。学校に向かうこの足を転回させて逃げ出したかった。

教室の前に着き、ネガティブな考えに比例して酷い顔になっている自分に気づいた。

酷い顔をできる限り戻して、死にたいボタンをOFFに強制的にして、深呼吸をして教室に入った。

教室に着くなり友人に「頼みごとの件だけどさ」と怒られてしまった。大丈夫だったらと言っていたことを相手が見落として無理強いさせてしまったらしい。いま思えば謝りつつ大丈夫だったらと言っていたことを伝えておけばよかったが、その時の私は頭が回らずただただ謝罪した。

その後トイレに行って一人反省会をした帰り、LINEをくれた友人が「朝はなしを聞いといたからだいぶ落ち着いてる思うし、大丈夫だよ」って言ってくれた。

聞いた時に感謝と同時に関係ない友人に気を遣わせてしまったという申し訳なさでいっぱいになった。

 

わたしはなんて惨めなのだろう。

 

そのあとの講義の話は全然入ってこなかった。頭が痛かった。

こんな惨めなやつは死んでしまえばいいのにと思った。

頭の中で包丁をもって自分を何度もぶっ刺した。

左手の甲を何か所も爪で思いっきりつねった。

痛かったけど、こんな存在価値もない人間にはまだまだ足りない痛みだった。

 

LINEをくれた友人が気を遣って話題を振るなどして、講義後は普段のように会話することができた。

気を遣わせてしまっていることが本当に申し訳なかったけど、その優しさに甘えた。

 

帰宅後は静かに暴れた。

静かにと言っても、家に誰もいなかったから大声で「存在価値もないこんなクソ野郎は死んじまえばいいのに!!!死んじまえ!!!!死んじゃえ!!!!!」って叫んでましたが。

『自分なんて』というモヤモヤした思いが次第に身体を満たしてどうしようもできなくなるけど、大声で叫ぶとモヤモヤが少しでも外に排気できて楽になれる気がする。

叫んだあと、ふと左手の甲を見ると爪でつねった跡が真っ赤になっていた。

その跡をみて、明日左手のことを聞かれたら誤魔化せるかなって心配をした。

同時にこう思った。

「この死にたいと思う呪縛から解放されたいな」と。